英語のSNSを見ていると、「irl」「lbr」「fr」など、アルファベットだけの短い単語をよく目にしませんか?「これ、どういう意味?」と思ったことがある方も多いはず。
これらは、英語話者の間で日常的に使われている略語(acronym)で、SNSのコメントやチャット、メッセージなどあらゆる場面で活躍しています。
英語の略語を知っておくと、オンライン英語の世界がぐっと身近に感じられます。たとえば、「FOMO」や「IJBOL」のように感情を表すものから、「ngl」「lbr」など会話をスムーズにするものまで、覚えておくと便利な表現がたくさん!
この記事では、10代〜20代のZ世代のネイティブがよく使う略語から最新の略語まで人気の略語を厳選して15選紹介します。略語をマスターして、SNSでの英語コミュニケーションをもっと楽しんでいきましょう!
SNSで使われる英語の略語とは?

「略語(acronym)」とは、フレーズのそれぞれの単語の頭文字を取って作られた短い表現のことです。
たとえば、
irl → in real life(現実で)
lbr → let’s be real(正直に言うと/ぶっちゃけ)
また、Z世代の間では 大文字ではなく小文字(例:idk)で書くのが一般的。カジュアルで“SNSっぽい”印象になります。
一方で、感情を強調したいときにはOMGのように大文字で書くこともあります。
SNSで英語の略語がよく使われる理由
SNSやチャットでは、スピード感のあるやりとりが多いため、長いフレーズをそのまま書く代わりに、こうした略語がよく使われます。
略語を使うことで:
- 手軽に気持ちを伝えられる
- ネイティブっぽい表現ができる
- トレンドに敏感になれる
など、英語のSNSをもっと自然に、楽しく使えるようになります。
SNSでよく見る英語の略語15選

ここでは、SNS特有の言葉や、Z世代のトレンドまで幅広く紹介します。
意味と使い方の例文もついているので、気になるものからチェックしてみましょう!
SNS・チャット系(FYP / POV など)
SNSやチャットでは、より短く・テンポよくやりとりするために、単語やフレーズを省略した略語が多く使われています。アプリ名(IG=Instagram、twt=Twitter/X)のようなプラットフォーム名の省略から、感情やニュアンスを表すものまで種類はさまざま。文章としてきっちり書くよりも、カジュアルで親しみやすい雰囲気を作れるのが特徴です。
| 略語 | 意味 | 使い方例 |
| IG / twt | Instagram / Twitter (X) | Found this on IG/twt |
| FYP | For You Page (おすすめページ) | It’s all over my FYP! |
| POV | Point Of View (視点) | POV: You’re scrolling late at night 😴 |
| irl | In Real Life (現実で) | Met my friend irl! |
| oomf | One Of My Followers (フォロワーの一人) | My oomf is the best 💕 |
| lbr | Let’s Be Real (正直に言うと/ ぶっちゃけ) | lbr, that was weird 😅 |
| ngl | Not Gonna Lie (嘘じゃなくて/ 正直に言うと) | ngl that wasn’t surprising at all |
| smh | Shaking My Head (あきれてる/信じられない。直訳:頭を振る) | smh why did he do that?! |
Z世代のトレンド表現(FOMO / FR など)
SNSやチャットでは、10〜20代を中心に言葉の「雰囲気」や「ノリ」を共有するための略語が多く使われています。意味そのものよりも、感情の温度感・テンション・親しさを素早く伝えるのがポイント。「爆笑した」「共感」「それな」「大好き」といった気持ちを、文章にしっかり書くのではなく、短い一語で“空気ごと”表現するイメージです。
| 略語 | 意味 | 使い方例 |
| FOMO | Fear Of Missing Out (取り残されるのが怖い) | I have major FOMO right now 😭 |
| IJBOL | I Just Burst Out Laughing(爆笑した) | That video was hilarious, IJBOL |
| tfw | That Feeling When (〜なときのあの気持ち) | tfw your phone dies at 1% 😭 |
| ily / ilysm | I Love You / I Love You So Much (大好き/めっちゃ大好き) | ilysm, you know that? |
| bff | Best Friends Forever (ずっと親友) | You’re my bff! |
| fr | For Real(マジで) | You’re just like me fr |
| GOAT | Greatest of All Time (史上最高/最強) | That baseball player is the GOAT |
これだけは注意!略語の使いどころ

SNSでよく使われる英語の略語の中には、実は意味を間違えるとネガティブに伝わってしまうものもあります。
たとえば、冗談のつもりで書いた略語が、海外では失礼・不適切と受け取られることも。
意味だけでなく「どんな場面で使われているか」を理解しておくことが大切です。
ネガティブな意味に変わる略語
たとえば「LOL」は笑いを表しますが、文脈によっては「バカにしてる」と感じる人もいます。
また「LMAO(Laughing my ass off)」や「WTF(What the fuck)」などは強めの表現なので、使い方には十分注意しましょう。
海外ではNGな言葉・冗談
略語の中には、文化的・人種的にデリケートな表現も含まれています。英語圏ではジョークとして使われていても、日本人が同じように使うと誤解を招くことがあります。不安な場合は、ネイティブの使い方を観察してから取り入れるのがおすすめです。
誤解を避けるための使い方
誤解を避けるためには、略語を「誰に」「どんな場面で」使うかを意識することが大切です。友達とのSNSやチャットではカジュアルな略語が使えますが、相手や文脈によっては意味が伝わりにくかったり、誤解を招くこともあります。
まずは略語の意味を正しく理解し、「どんなニュアンスで使われているか」を確認してから使うようにしましょう。
英語の略語を自然に使いこなすコツ

英語の略語は、ただ覚えるだけでなく、実際の使われ方に慣れることが上達の近道です。
まずは「見る・聞く」から慣れる
SNSや英語の動画で、ネイティブがどんな略語をどんな場面で使っているかを観察しましょう。コメント欄やメッセージの中にも、リアルな英語の使い方がたくさんあります。
海外のSNSアカウントをフォローして覚える
英語系インフルエンサーや海外メディアのアカウントをフォローするのもおすすめ。自然な略語に毎日触れることで、「読む→理解する→使う」流れが身につきます。
英会話でも使える略語もある(FYI, ASAPなど )
「FYI(参考までに)」「ASAP(できるだけ早く)」など、略語の中にはフォーマルな場面でも使えるものもあります。メールやチャットで活用できる表現として覚えておくと、英語がよりスマートに見えますよ。
略語を使いこなして英語をもっと身近に

今回は、SNSでよく見る英語の略語について紹介しました。最近では、英語の略語を使ったコメントやキャプションが当たり前になりつつあります。海外の友達とのチャットや英語の投稿を読むときにも、「これ見たことある!」といった瞬間が増えるはずです。SNSでも日常会話でも使われるこれらの略語は、いまや英語圏では欠かせない表現のひとつ。SNSや動画で覚えた表現は、実際に声に出して使うことで定着します。ぜひSNSを活用して、海外の人が使うリアルな英語に触れながら練習してみましょう!

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